2020-11-20 第203回国会 参議院 本会議 第4号
古くはジフテリア予防接種禍から始まり、インフルエンザや種痘などの予防接種禍集団訴訟、MMRワクチン訴訟、HPVワクチン訴訟などの集団訴訟も提起されました。 我が国のワクチン行政を進めるに当たって、悲惨な被害の教訓を決して忘れてはなりません。ワクチンが引き起こしてきた薬害に対する総理の認識をお聞かせください。
古くはジフテリア予防接種禍から始まり、インフルエンザや種痘などの予防接種禍集団訴訟、MMRワクチン訴訟、HPVワクチン訴訟などの集団訴訟も提起されました。 我が国のワクチン行政を進めるに当たって、悲惨な被害の教訓を決して忘れてはなりません。ワクチンが引き起こしてきた薬害に対する総理の認識をお聞かせください。
最近京都において昭和二十三年のジフテリア予防接種禍の患者を調査してみますと、その結果はどういうことになっているか、御存じでございましょうか。
○滝沢政府委員 先生御指摘の京都市のジフテリア予防接種禍による被害者の最近の状態の調査について、京都市のほうから資料の御送付がございました。その内容によりますと、調査票を送付した件数が五百三十八通でございました。回収いたしましたものが二百二十一件、四一%でございます。
○樋上分科員 京都のジフテリア予防接種禍事件についてお伺いいたしたいと思いますが、私は、昭和二十三年十一月京都市において実施されましたジフテリア予防接種についてお伺いいたします。
昭和二十三年十月、有名な京都のジフテリア予防接種禍事件で死亡した二歳の幼児に十万円あてを支払っておる。東京地方裁判所昭和二十五年(ワ)第六八号事件では、電車の運転手があやまって七歳の児童をひいた事件で、遺族に十七万七千円を支払っておる。二十六年四月の横浜桜木町国鉄事件では、最高百五十万円、平均五十五万円と、標準が高くなっております。
まず、昭和二十三年十月京都のジフテリア予防接種禍事件というのがあります。六十八人の幼児が死亡した事件であります。このときは二歳の幼児一人に十万円ずつを支払って解決しております。幼児に対して十万円でありますから、働き盛りの人でありますればその何倍という賠償が支払われておったことは容易に想像できます。また、東京地方裁判所の昭和二十五年(ワ)第六八三号事件というのがあります。
昭和二十三年十二月二十日(月曜日) ————————————— 本日の会議に付した事件 ○社会保障制度に関する調査の件 ○京都におけるジフテリア予防接種禍 の問題等に関する件 ————————————— 午前十時五十二分開会